リ コ ー ル 対 策 に 出 て い な い 故 障  

スズキワゴンR   平成10年式 E−CT51S
ダイハツムーブ   平成11年式 CF-L900S

自動車をお持ちのユーザーさん  必ずお読みください。
少数ですがこんな症状の車が工場に入庫してます 〔トラブル/故障〕症状が出てませんか??


スズキワゴンR 平成10年式 E−CT51S

症状

・この車は、新車購入後の1か月点検入庫時に通常走行時(約60Km/h)で軽くブレーキを踏むと、ほんの
 少しブレーキペダルに軽い踏み返しがあった。お客様は気が付いていないようである。

・6ヶ月点検入庫時に軽い踏み返しが激しくなったようで、お客様もブレーキペダル踏み込み時に時々変な
 感じがすると点検を依頼してきた。

・ブレーキテストの結果、製動力及びブレーキの戻り等は正常である。走行テストをすると、ABSが働いた
 時のようなブレーキペダルへの踏み返しがある。

・この車はABSは付いていない。

・考えられる原因は、後輪ドラムの変磨耗又は前輪ディスクブレーキ装置のロータの横振れか、キャリパー
 か?でも、走行距離は2万キロ余りであり、通常変磨耗するはずがない。ブレーキ全分解点検を実施する。

原因
・後輪ブレーキ関係・ハイドロマスター関係は異常無し。

・フロンディスクパットの磨耗が少し早いように思う。

・キャリパーピストンの戻りは正常である。さて何処だろう?

・ローターの振れ点検の為、キャリパーを組付け状態にしダイヤルゲージにて横ぶれ点検。
 ローターには傷は無いが、横ぶれがすごい。おまけに左右のローターともに何故か不思議である?

・メーカーサービス部に連絡すると全国で少数ではあるが当社営業所に1台入庫したと言う。
 その車はキャリパーを分解することでトラブル解決したとのこと。(本当に解決したのかなー)
         
・そこで当店に入庫した車に付いて保証の交渉の結果、ディスクアッセンブリー左右/ディスクパット1台分/
 ローター左右/部品交換の為ブレーキオイル/等メーカー保証で整備することに 交換作業は当店
 で実施するよう依頼してきた。

結果
・やはり前輪のディスクローターの振れによるトラブルであり交換後正常に復帰した。

・原因はローターの製作工程で旋盤加工する時ミスがあったように私は思います。


写真は、交換部品です。保証期間を過ぎると、部品合計金額¥68,900+交換整備料金がかかります。
〔同等年式の該当車は保証整備OKですので早めに保証を受けてください。〕




ダイハツムーブ 平成11年式 CF-L900S

症状・・・・突然あるユーザーが急いで私の事務所へ飛び込んできた!

・少しアクセルを踏むとエンジンが変な音がする。

・信号で停止するたびエンジンが止まってしまいエンジン音が変。

・スロー回転か不安定/ピューピューピューと笛吹き音

・アクセルを少し踏むとコッコッコッとクランクメタルのような音がする。

・走行距離は、4万キロ少し上がったところ。オイル警告灯は正常。冷却水正常。

・音の発生場所はどうもエンジン上部のように思う。タイミングベルトのたるみによる音か??
 ヘットカムシャフトが踊っているような音である。

・車の年式確認まだ4万キロと新しく、メタル音が出るのはおかしい。

・オイル切れやヒートはさせたことが無い。

原因
・ダイハツさんサービスへ連絡。ダイハツさん当社サービスで保証整備しますといって代車の新古車を
 持ってきた。当店経由で預けることになった。当店から新車で買ってもらった車でもあり責任がある。
 ダイハツさんサービスに私から故障原因と故障個所を連絡し、すぐ整備するよう依頼。

・原因は、やはりカムシャフト部の音。

・ダイハツさんは、全面的に故障個所のアッセンブリー部品交換しますとのこと。
 〔シリンダーヘット アッセンブリ カムシャフト含む。〕

・アイドリング時の笛吹き音は、マニホールドスロットルバルブ付近にカーボンが付着したため。

・キャブクリーナー液を吹付け清掃したところ音鳴りが無くなったようだ。
 それにしても、1万5千キロ走行の時も音鳴りで同じ内容の整備している。
 これじゃ定期的に掃除しないといけないようです・・・ね??ダイハツさん



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